何か手を使ってモノを作るということを始めたとき、手間をかけてあげることで、その革財布もより一層成熟していくのがわかると思います。そうして出来上がった革財布は何にも代えがたいモノとなり、喜びも大きくなるのではないでしょうか。要するに、革財布に限らずどんな作品にしても、その手間をかけた時間や労力が多ければ多いほど、その結果は目に見えてわかるようになっていくはずです。

こうした意識はプロなら当然持ち合わせていて、プロの作家たちは、革財布ひとつ作るのにたくさん手間をかけ、時間を注ぎます。

その際、手際もよいのですから驚きです。つまり、革財布の完成度を高めつつ、より優れた手間の掛け方を分かっているのではないでしょうか。プロの仕事は素人が作る作品との違いを出すために、どのような手間をかけ、時間を費やすのでしょうか。

ただの一枚の革をさまざまに組み合わせることで、複雑な造形を成し、手間をより多くかけひとつひとつを丁寧に重ねることで得られる完成度。それらを経てようやく手に入れることができる喜ばしい瞬間。 このサイトでは、こうしたプロの仕事についても私なりの見解で触れ、より革財布の世界を広めていこうと思います。